人は・・・

2005年1月27日 恋愛
「女に生まれるのではない。女になるのである。」

と言ったのはヴォーヴォアール女史であるが、
全く同感である。

生まれ落ちたたその日から、
無意識のうちに、またはあからさまに、
「女というのはこういうもの」と刷り込まれ続けるんだな。
そのうち段々と、女として振舞う演技力が身についていく。

演技だからして、努力もさることながら、
素質によって上手下手の差が出てくるのはアタリマエ。

一番うらやましいのは、本人がすでに演技してることを
意識してないレヴェルにまで到達してる場合。
天然系っちゅうか、ナチュラルビューティータイプですな。
色っぽくはないが、生きるのが楽だろうな〜と思う。

現代に一番適応してるのが、「小悪魔ギャル」というやつだな。
自分の存在価値を金銭に換算しながら生きてるわけで、
男の前では徹頭徹尾、演技あるのみ。

ちゅうわけで、ほとんどの女は演技してることを自覚している。

ワタシの場合、演技し続ける根性がない。(^^;)
素の時は、男と女の境界線あたりをウロウロしている。
たま〜にきっちりメイクして、ヘアピースでロン毛に変身して、
スカートはいて出かけることもあるのだが、
ぶっちゃけ「おしゃれしてる」というより、
「女装してる」という感覚だな。(^^;)
最初は楽しいっちゅうか、オモロイんだけど、
半日もするとぐったり疲れてくるのよ。

んなわけで、もっぱらオスがおしゃれしまっくってる
鳥類がうらやましくなったりする。
だってどれが「当たり」なのか、一目でわかるしさ。
あ、それじゃ単純過ぎてつまんないか。

こんな人なのでσ(^^;)、
過剰なまでに女という記号を強調している「叶姉妹」は、
性転換した男にしか見えなかったりする。

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