ボウケン成分が欠乏した時のやり過ごし方
ビデオを見る、関連商品で散財する、等々、
人それぞれだとは思いますが、
ワタシの場合は、自ら脚本、演出、撮影を担当して、
脳内で再生する、という末期的な症状を呈しています。

現在は添付画像にインスパイアされた、

「高橋光臣 in 極道の妻たち」

が絶賛上映中です。

以下はあくまでもワタシの脳内で発生した事象なので、
関心の無い方は「戻る」または「×」をクリックしてください。
「俺はすでに警告した!」ので、
この先はノークレーム、ノーリターンでお願いします。




配役
若い衆・高橋光臣
若組頭・山口祥行
姐さん・高島礼子

場面設定
姐さんが敵対組織のヒットマンに狙われる。
荷物持ちをしていた若い衆が、姐さんを庇って撃たれる。
歩道に崩れ落ちる若い衆に取りすがる姐さん。
そこへ車で待っていた若組頭が駆け寄ってくる。

〜スッタアート!〜

礼子「あんた、あたしを庇って・・・」
山口「光臣!おい!しっかりしろ!」
礼子「誰か、早く救急車を・・・ああ・・・」
光臣「・・・姐さん・・・俺は平気っす・・・うっ!」
山口「畜生・・・○×組の奴等め・・・」

〜数分経過〜
救急車未だ到着せず。

山口「こんなことしちゃいらんねえ!車に乗せるぞ!」
光臣「俺は・・・俺はいいっすから・・・姐さんを・・・」
礼子「あほ!あんたをこのまんまにして逃げられるわけないやろ!」

しかし、ここで若い衆の意識が朦朧とする。
その頭を抱き起こし、うっすら目を開けた若い衆の手を握る姐さん。

光臣「・・・あね・・・さん・・・」
礼子「なんや?あたしはちゃんとここにいるさかい」
光臣「おれ・・姐さんに会えて・・・よかった・・・」
山口「てめえ、縁起でもねえこと言ってんじゃねえ!」
光臣「あねさ・・・れ・・い・・こ・・・」

若い衆、うっすらと笑みを浮かべたまま意識を失う。

礼子「光臣!しっかりおし!」
山口「馬鹿野郎!こんな時に幸せそうな顔しやがって・・・」

〜数日経過〜
見舞いの花束を持って現れた姐さん。
病院の廊下の椅子に座って、溜息をつく若組頭。

礼子「山口、光臣の具合はどないや?」
山口「姐さん・・・それが・・・」

背後の病室から馬鹿笑いする声が漏れてくる。
怪訝そうに中の様子を伺う姐さん。
若手構成員数名が若い衆のベッドを取り巻いて盛り上がっている。

光臣「そこで姐さんがな、俺のことをこう・・・ぎゅうぅぅぅと・・・」
一同「おおお!」
光臣「あの綺麗な姐さんの顔が、目の前にぱああっと〜」

完全なオーバーアクション&ハイテンションで、
当時の模様を再現する若い衆。
固唾をのむ一同。
しかし一人が病室を覗いている姐さんに気づいて固まる。
そして、一気に室内に広がっていく戦慄・・・
しかしそれに気がつかないベッドの上の、
包帯ぐるぐる巻きの若い衆・・・(^^;)

礼子「光臣、あんたええ加減にしいや!」

石と化す若い衆。
次の瞬間、点滴吹っ飛ばす勢いで床に土下座。

光臣「すんません!姐さん、ほんまにすんません!」

すたすたと歩み寄る姐さん。
手にした花束で、若い衆の顔を軽くはたく。

礼子「あんたには大きい借りがあるさかい、今日だけは勘弁しといたるわ」
光臣「・・・へい・・・」
礼子「あほなことばっかりゆうとらんと、しっかり養生しいや!」

そのまま花束を渡して帰って行く姐さん。
平身低頭で見送る一同。苦笑しつつ一礼する若組頭。
姐さんの草履の音が廊下を遠ざかっていく。

呆然と腕の中の花束を見つめる若い衆。
何を思ったか、その花びらを一枚ちぎると、
恍惚の表情でそれを口に含む。

が、あまりの不味さに、思い切り変顔になる。

〜カァーット!〜

ベタですかそうですか。(-_-;)
こんなものを一日に何度も脳内で再生しているワタシはアホですか。

尚、脳内では引き続き、
「高橋光臣 in 難波金融道・ミナミの帝王」が好調撮影中です。
役どころは・・・ミナミの成り上がりホストです。
あ、殴らないでください。

今後、高校野球中継等で「ボウケンジャー」の放送休止が頻発した場合、
「高橋光臣 in 水戸黄門(刺客役)」や「高橋光臣 in 大奥(上さま)」が、
続々クランクインする予定です。

だから誰かワタシに「ボウケン成分を!」

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