ウルトラマンメビウス・第24話「復活のヤプール」
たっ・・・タロウキターーーーー( ̄□ ̄;)!!!

しかも番組開始1秒で。心の準備もへったくれもなく、
「誰?・・・つの?・・・ええーーーっ!!」ですよ。
続けざまに現れた長兄ゾフィーとのやり取りで、
甦った恐ろしい敵がメビウスの前に現れることが明らかになる。

「メビウスを助けに行かなければ・・・!」
「もう少し見守ろう。それにメビウスは一人ではない」

これぞウルトラの兄弟愛ですよ。
それぞれがそれぞれの想いを込めて、メビウスの身を案じているんです。

実はワタシは、タロウさんのことはほとんど知らない。
過去のTV放映時には、すでに特撮を卒業していたため、
「セブンに余計なつのが付いている」程度の印象しかなかった。
が、この1週間ほどの間に、劇場版の宣伝でウルトラ兄弟が何度かTVに登場した。
その時の映像をWEB上で見つけて、
ス・・・スッゲー!カッケー!(ToT)と、半泣きしてしまったわけで。
しかも、過去にはちっとも魅力的ではなかったハズのタロウが、鬼カッコエエんですわ。

そんなわけで、実はメビウスの指導教官だったタロウさん。
弟子が心配で仕方ない様子ですが、今回は助太刀には行かなかった模様です。

〜これより本編〜

さて、地上では「GUYS市民感謝デー」なるものをやっている。
そのイベントの賑やかしに隊員たちを引きずり出したい補佐官と秘書官だが、
皆渋っている。「すばらしい企画です!」と感激するミライを除いては。

しかし結局は、
マリナ・・・・特に理由もなく、
ジョージ・・・可愛いウェイトレスさんに目がくらみ、
テッペイ・・・市民に怪獣の解説ができると聞いて、
コノミ・・・・マケット怪獣の紹介が楽しそうで、
リュウ・・・・不在のサコミズさんの代わりに「一日隊長代行」に祭り上げられて、
全員参加してます。(^^;)

「ウルトラ五つの誓い」を宣教するリュウとミライやら、
ちゃぶ台の上で宙返りを決めるリムエレキングやら、見所満載ですが、
駆け出しのウルトラオタσ(^^;)には、GUYS Goodsの露店がたまりませんなあ〜
とどめは、GUYSマーク型オムライス付の特製ランチですな。

あ、編隊デモ飛行もやってる。地味なガンフェニックスが飛んでるけど、あれって・・・
まさかウルトラホーク?!うそぉぉぉーん!
これはきっと、アライソ(整備長)のおっさんの仕業に違いないぞっ!

リュウ 「地球は俺達の手で守っている。ウルトラマンと一緒に」
ミライ 「・・・リュウさん・・・」
いい感じに盛り上がってるイベント会場の片隅で、これまたいい感じに語り合う二人。
感極まって、絵に描いたような(CGで描いた)滝涙を流すミライだったが・・・

その直後に、近くにいた一般市民の目が赤く輝き、
不気味な声で「赤い雨が降る」とミライに告げる。
それが復活したヤプールの、ミライへの心理攻撃(?)の始まりだった。

ゑ?復活?・・・って、いつ倒したの?兄さん達と一緒に倒したって言った?
もしかして、劇場版中のハナシですかそれわ?
ちゅうことは、本編は本日公開されたばかりの、映画の後日譚ってことですか?
どうやら映画観る→帰ってきてTV見る、というのが正式な鑑賞スタイルのようですが、
こちとら田舎なモンで、早くてもクリスマスか正月。
うっかりすると永遠に未公開だったりするんですが・・・DVD買えと?

ともかく映画を観ていないのでナニが起こったのか釈然としないのだが、
赤く光る目も、不気味な声も、ミライにしか見えない&聞こえないらしく、
取り乱したミライは、周囲の一般市民に罵声を浴びせてしまう。
いくら普段から「不思議ちゃん」なミライでも、さすがにこれは大目玉をくらった。

だが、不気味な声の予言通り、本当に赤い雨が降ってきた!
調査に出かけるリュウが同行を命じた相手は、ミライだった。
ミライを信じるリュウは、ミライに汚名返上のチャンスを与えた。
リュウさん、サコミズさんもびっくりの、立派な隊長代行っぷりです。

赤い雨の水溜り(ほぼ血溜り)・・・そこに一瞬浮かび上がるおぞましい影・・・
突然、空が音を立てて割れ、その穴の向こうに怪獣らしきものが・・・
怪獣の攻撃にミライは倒れ、リュウは穴の彼方へと連れ去られてしまう。

基地の医務室で意識を取り戻したミライは、
リュウがすでに異次元人ヤプールに支配されていることを悟る。
睨み合うミライとリュウのただならぬ雰囲気に、
「まさか、お前らって・・・そういう関係?」と妙な茶々を入れるジョージと、
「ええ〜っうっそ〜♪」と腐女子系ホモネタで盛り上がる関係者一同。
空気が読めない、いや、腐女子ネタを全く理解していないヤプール=リュウの
「俺達には誰にも言えない秘密がある」発言が、さらに火に油を注ぐ。ヲイヲイ。
確かに、地球防衛軍の基地内で、ウルトラマンと異次元人が睨み合ってるなんて、
誰にもいえない秘密に間違いないんだが・・・(^^;)

マケット怪獣のカスタマイズ実験中に、ガンフェニックスのメテオールが突然発動する。
この不自然な事故によって、即座に実験は中止されるが、
ヤプール=リュウはそれがミライの仕業だとう。
「ヤツは人間に化けた宇宙人に違いない」と決め付けた上に、
ためらうことなくミライを撃ち、問い詰めるヤプール=リュウ。
「答えろ。お前はだれだ」
そんなもん、答えられるかっちゅーねん。

しかし、ミライに狙いを定めたリュウの銃が、何者かに弾き飛ばされた。

「例えどんな状況でも、本物のリュウがミライを撃つはずはない。お前こそだれだ!」

サコミズ隊長キターーーー(T▽T)!しかもおいしいトコ総取りだーーー!
まさか・・・出張先は総本部じゃなくてもしや・・・
あの「メビウスは一人ではない」発言も実は・・・

えーい。今はそれどころではない!また空が割れて怪獣が現れた。
「違います!あれは超獣です!」と訂正したテッペイによると、
ようするに、兵器と天然怪獣を合体させた攻撃用生物らしいっす。
この超獣(名前はバキシム)、空を蹴破って禍々しく登場するかと思ったら、
穴からぬいぐるみみたいなものが「ぽ〜ん」と飛び出して、
そのまま「ぽよん」とお山に着地したよ。
正統派ゴジラスタイルだから、障害物またげないのはわかるけどね。
超獣なんだからさ〜ポケモンじゃないんだからさ〜

どさくさに紛れて逃げるヤプール=リュウ。追うミライ。
ヤプール=リュウの手には、基地内数箇所にしかけられた爆発物の起爆装置が。
ヤプールは、ミライにリュウを撃たせようとしている!
必死に呼びかけても、ミライの声はリュウには届かない。
もう撃つしかないのか・・・二人の絆を、自分の手で絶つしかないのか!
その時、ミライが思いついたのが、ウルトラ五つの誓いだった。
セリザワからリュウに伝えられ、リュウがツルギの中のセリザワの意識を目覚めさせ、
そしてリュウからミライに伝えられた、特別な、大切な言葉が、
今、ヤプールの中のリュウを呼び戻そうとしていた。

リュウ 「ミライ!俺の胸の炎を撃ちぬけ!」うなずくミライ。

ヤプール 「遂に人間を殺したな!お前はもう、まともに戦うことすらできまい!」
・・・ってさあ。あのなあ。
心理攻撃を得意とする割には、人情の機微に疎と過ぎるんんだよ、アンタは。
見た目の上下関係には目ざといようだが、
言葉の端々にこめられた暗喩とか、言外のほのめかしとか、
そうゆうのがからきしダメだねえ〜

地球にやってきたウルトラマンは、勝った負けただけじゃなくて、
そういう絆ってか、連帯感みたいなのを短期間にみっちり学んで帰るんだろうね。
だからこそ、彼らにとって、ずっと特別な星であり続けるんだろうね。
だから、ヤプールが弄した仕掛けがどれほど巧妙でも、人間はそれを超えてくる。
自動照準機能を奪っても、ジョージとマリナは自分達の感覚を信じて、
マニュアルモードでメビウスを援護する。
それに応えて、メビウスはヒカリに託されたナイトブレードでバキシムを∞に斬り倒す。

リュウが言った「胸の炎」とは、ファイヤーシンボルが描かれた、
胸ポケットのメモリーディスプレィのことだった。
それを描いたのは、リュウの大切な師匠、今はウルトラマンヒカリと一体化して、
ウルトラの星にいるセリザワ前隊長である。

受け継がれていく意志の象徴としての「炎」。
そして「五つの誓い」の言葉込められた、世代と仲間を繋ぐ強い絆が有る限り、
彼らがヤプールの陰謀に屈することはない。

〜余談〜

しかし、バキシムといい、サドラといい、
ゴジラ型はまるで「あーれー」と卒倒する若い女みたいな倒れ方するんだな。
重心が低すぎて、それ以外に倒れようがないんだけどな。(^m^)

コメント

ボブ
ボブ
2006年9月17日21:47

ヤプールと戦ったのはエースなのに何故にタロウ?

ぢゆんこ
ぢゆんこ
2006年9月17日21:49

まだ書きかけなんですが、
宇宙警備隊の養成所があるらしくて、そこでタロウがメビウスの指導にあたっていた関係だそうです。