ウルトラマンメビウス・第35話「群青の光と影」・後編
このまま膠着状態が続くと思われたその時、
図に乗ったババルウツルギが出現。

今こそ、ヒカリがババルウを倒す時。
「もう一度彼を戦わせてやってくれ!」
と警備員に訴えるリュウ。
そこに現れたミサキ総監代行が、即座にセリザワを解放する。

「思惑通り、彼の潔白は証明されました」

有無を言わさず拘束したのは、
単にセリザワが侵略者でないという客観的な証を得るためだったのだ。
「私も総監も、最初から信じていました」というならば何故・・・
ああ〜敵を欺くにはまず味方から、という兵法の基本中の基本ですな。
それにあっさりとひっかかる婆ちゃんも婆ちゃんだが・・・
「いらっしゃ〜い♪」といい、情報収集の詰めの甘さといい、
案外「抜けキャラ」なのかもしれん・・・
(とんがり角の先っちょに丸い玉つけたら、オカマのマグマ大使に見えるとオモ)

そんな婆ちゃんなので、ガンウインガーの後部座席にいるセリザワを見て仰天!
「何故お前が自由の身に?!」って、アンタのお陰ですがな。( ̄▽ ̄;)

再びセリザワと共に飛び立つことのできたリュウは、感慨もひとしおである。
しかし、セリザワはもう、あの日と同じセリザワではなかった。
そして彼は、自分がウルトラマンであることを証明するために変身する。

しかし、婆ツルギつえぇぇぇ!
ナイトシュート連発してるし、婆ちゃん自体の戦闘能力も結構高いんだろうね。
しかし、開放されない筈のヒカリが現れて、少なからず慌てたババルウは、
攻撃の矛先をヒカリではなく、人々に向けようとする。
その瞬間、ヒカリは自ら盾となって彼らを守った。
人々がようやくその捨て身の行動に込められた想いを察し始めた頃、
ヒカリは侵略者の汚名を返上できないまま、地面に崩れ落ちようとしていた。

「立ってくれ!あんたはウルトラマンなんだ!」

リュウの声にはっと我に返るヒカリ。
渾身の力を振り絞って立ち上がり、返還されたナイトブレスからブレードを出現させ、
ババルウめがけてブレードショットを放つ。
たまらず正体を現すババルウ星人。

加勢しようとするメビウスを制して、ヒカリが天空へと手を差し上げたその時、
キラキラと輝きながら降り注いできたのは・・・アーブの生命体?

いや、新たな鎧だ!
(SAGA3視聴者は、これが元の鎧とは似て非なるものであることを知っている)

「この星では貴様の好きにはさせない!」

と、序盤でババルウに浴びせられた言葉をそっくりそのまま返すヒカリ!
鎧を着ればもう無敵!ババルウのさすまた(?)なんか蚊が刺したほどでもないぞ!
(いや、中の人はそれなりに痛いとオモ)

今度こそ逃さずきっちり本家ナイトシュートで止めを刺すヒカリ。
人々の歓声を浴びつつ、力強く飛び立つその姿は、
まさしく新たなる青いウルトラマンであった・・・アウアウ(TдT)

再びメビウスと一緒に戦ってくれると思ったのも束の間、
ヒカリは「迫り来る脅威」を調査したいと言う。
そう・・・もしかしたら、彼自身が地球に来るきっかけとなったボガールもまた、
その尖兵かもしれないという、恐るべき脅威が地球に迫りつつあった。
或いは、地球に残って戦うこと以上に危険かもしれない調査に旅立つヒカリ。

また行ってしまうのか・・・

帰って来たばかりなのに・・・
再びその美しい姿(画像参照)を見せてくれたばかりなのに・・・

いや、彼はきっと戻ってくる。
その時、彼は脅威に怯える地球の人々にとって、希望の光の使者となるだろう。
かつてアーブにとっての、最後の希望となったように・・・
戦場に勝利を告げるために舞い降りる、サモトラケのニケのように・・・
そう信じて、再会の時を、
美しい青い閃光が再び地上に降臨する日を待ち続けよう。

〜以下余禄〜

新型鎧なんだから、従来とちょっと違っててもいいんじゃないだろか。
いや、形はこの上なく好きなので、
例えばカラタイマーのカバーになってるとこだけ光らせるとか。
ツルギの周囲に、常にダイヤモンドダストみたいなのが漂ってたりすると、
さらに神ががってて素敵〜
はたまた、全身が輝くブレード化して敵を貫通するとかさ〜
命名「ヒカリウルティマブレード」なんつって〜うひょひょ。
あ、アーブギアは専守防衛だったかも。(^^;)

特撮ニュータイプ誌のインタビューによると、
セリザワ役の石川真さんは、一度「GUYS SALLY GO!」をやってみたいそうだ。
そういえば、第1話では号令をかける間もなく殉職してしまったのですね・・・
その為には、ゾフィー兄さんに新たな命を持ってきてもらわんとイカんのだが。
ここはひとつ、何とかお願いしますよ、兄さ〜ん。(^人^)

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