ボウケンジャー・Task47「絶望の函」
もうおちゃらけたサブタイ考えてる余裕などありません。
いよいよクライマックス到来!
泣いても笑っても萌えても燃えても、残りは後2回こっきり。
チーフの「漢成分」をたっぷり補充しておかなければ・・・
というこちら側の意図を見透かしたような最終章です。
総員、覚悟して、腹くくって視聴せよ!

〜以下本編〜

200余年を生き抜いたリュウオーン陛下にも、遂に限界が訪れた模様だ。
しかし陛下は諦めない。←ここ重要。
新たなるプレシャスの力を得るべく、まだまだ頑張る気満々ですよ〜
そのプレシャスが 「パンドラの函」 というわけ。
「箱」でなくて、あえて「函」なのは何故?
パンドラの箱から最後に出てきたのは「絶望」ではなくて「希望」だったハズ。
匂うぞ〜なんか匂うぞ〜。きっと何か仕掛けがあるぞ〜(゜∀゜)

リュオーン陛下が「パンドラの函」が関係した遺跡に姿を現したという。
その知らせは、ミスターボイスが不在のため、直接牧野先生の元に届けられた。
えっ?このタイミングでミスターボイスが不在?これまた匂うぞ〜(゜∀゜)
そこから画面は海からの突風受けまくりな真墨と、歩み寄る少女へと切り替わる。
ボイスが少女?( ̄□ ̄;)?・・・なわけ無いから、これはきっと仮の姿だな。
その実体は「神」なのか、何者かがこの世界に残した「思念」なのか・・・
リュオーン陛下を圧倒して、「パンドラの函の鍵」を奪うガジャ様。
陛下もびびる、ガジャ様が見せた壮絶な覚悟とは一体・・・

もうね。開始数分でこの盛り上がり方ですよ。これでこそ最終章ですよ。
さすがは「劇場版・最強のプレシャス」を作った監督&脚本コンビだけあって、
何が凄いって、「濃度」 が違うのだよ。

自らの敗北を認めたリュウオーン陛下は、
ボウケンジャーの目の前で、自ら己の体に剣を突き立る。
兜だけを残して消えたリュウオーンに、ふと疑問をいだくチーフ。
「俺はあいつと何度も刀を交えてきた。だからこそ判る。あいつは・・・」
なんちゅう熱いセリフだ・・・(つд`)
しかもそれが大正解で、陛下は 「邪流転生」 という決死の大技を使って、
SGSのプレシャス保管庫に入り込むことに成功したのだ。
この技はおそらく、パソコンでいうところの、
再起動とか、再セットアップにあたるものなんじゃないかと。
いや、ちゃんと再生できる保証の無い、いちかばちかの大博打みたいよ。
陛下にそこまでさせたのは、自らの体にゴードムエンジンを埋め込むという、
ガジャ様の暴挙、いや起死回生の捨て身の決断だったわけで・・・
このままおめおめと引き下がるくらいなら、
玉砕覚悟で最後の一手に賭ける、という天晴れなネガティブ魂を見せてもらったよ。
しかも陛下は「レムリアの卵」に自らを投じて、新たな幻獣になるつもりなのだ。

一方ガジャ様は、パンドラの函に封印されていた「あらゆる災厄」を、
文字通りごくごくと全て飲み干してしまった。
そしてガジャ様によって、災厄には デスペラード=絶望 という名の、
おぞましい実体が付与されてしまった。 

最悪の事態を迎え、
帰って来たミスターボイスは保管庫内の全てのプレシャスの破壊を決意する。
既に起爆装置が起動している保管庫で、最後の決戦を迎える陛下とチーフ。
「邪竜咆哮」 と 「レッドゾーンクラッシュ」 がぶつかり合う壮絶な戦いの中、
チーフはふと思い当たる。

「お前は俺の闇かも知れない・・・」

どちらも始めはプレシャスに魅せられ、それを追い続けていただけだったはず。
なのにその力に惹かれるあまり、人であることすら捨てた陛下は、
まさに自分の中にいるもう一人の自分・・・
そして同じように、今どこかで自分の中の闇と戦っている真墨。

「俺はそんな真墨にも、自分の闇そのものであるお前にも負けるわけにはいかない!」

スバーンが炸裂して、リュウオーンは人の姿に戻ってしまった。
しかしあくまでも人であることを拒み続けるリュウオーン。

「プレシャスとは人の夢。俺はそれを守る。
夢を見るのは人間だけだ!夢に挑む者は、皆、冒険者だ!」


チーフよ、君は自分だけが君臨する独りの王国を夢見るリュウオーンすら、
人であると、冒険者であると認め、その手を差し伸べようというのか・・・
しかし、尚も頑なにそれを拒むリュウオーン。
そして二人は爆発の炎に包まれていく・・・つづく。

〜以下余禄〜

最後の決戦の最中、岡元リュウオーンが福沢レッドを踏みつけた。(画像参照)
その容赦のない踏みにじりっぷりと、斜めに海老反る姿態に萌えた・・・
ぜーぜーはーはー(´д`;)

次回はパラレルエンジンの中のプレシャスまで封印して、
全員変身不能になるという。
しかし、彼らはまだ戦い続ける模様だ。
その力はどこからもたらされるのか・・・
その鍵はきっと、炎を逃れたチーフと陛下が握っているはず。

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