ボウケンジャー・Task48「チーフのいない日」
瓦礫の山となってしまったプレシャスバンク。
サイレンビルダーで明石を救出しようとする高丘。
しかしその最中、ミスターボイスによって、
全てのビークルが封印されてしまう。
さくらはそこで明石チーフのアクセルラーを発見する。
しかしチーフの姿はどこにもない。

あ と 残 り 1 回 で チ ー フ を 消 す か ?!

ここでチーフ成分を欠乏させておいて、我々を飢餓状態に陥れるつもりだな。
そんでもって、最終回で一気にリバウンドさせるつもりだな。
ナンという憎たらしい演出をやってくれるのか>脚本家&監督

そういへば、「ゴードムの心臓」は壊せないから、
海中に沈んだ神殿の奥深くに厳重に封印してあったんだな。
つまり第1回から既に、このクライマックスに向かって、
巧みに伏線が張られていていたというわけだ。
これに「ゴードムの脳髄」が加わると、
大神官ガジャはゴードムの邪神へと変身するのだな、きっと。

絶望=デスペラードは別の場所に隠された「ゴードムの脳髄」を探索し、
ガジャは神殿で「繭」となってその到着を待つ。
一方、ガジャに奪われることを避けるためとはいへ、
パラレルエンジンを動かすことが出来なくなってしまったボウケンジャー達は、
変身することも、仲間達と連絡を取ることすら出来ずに、
豪雨の夜の街を、大量のカースに追われながら逃げ惑う。

ただ一人、SGSミュージアムのサロンまで辿り着いたさくら。
(さすがは元自衛隊特殊部隊)
明石を見捨て、今も問いかけに応えようとしないボイスに対する怒りと絶望の余り、
アクセルラーでスクリーンを殴りつける。
しかし、そこへ「最も危険なプレシャス」を持った少女が逃げ込んでくる。
真墨に話しかけた、あの少女=ボイスの化身である。
そんなことは知る由も無いさくらだが、少女とプレシャスを、
そして自分自身のプレシャスである 「心からの笑顔」 を守り抜くことを決意する。

一方、最早これまで・・・と悟った蒼太は、一人カースの群れに飛び込む覚悟をする。
しかし、それを止めたのは、幻のゲッコウと風のシズカだった。
(青つながりで味方フラグ確定か)
蒼太もまた、「心から信じあえる仲間」 という自分自身のプレシャスのために、
あきらめずに戦い続けることを決意する。

一方、どうにか実家へと帰りついた高丘は、母の膝枕に疲れた身を委ねる。
しかし「何かが違う」と立ち上がる息子に向かって、母はつぶやく。
「冒険・・・ね」
高丘もまた、与えられた宿命でも使命でもない、自ら選んだ冒険の世界へ戻って行く。
その手には 真っ赤なパプリカ が・・・

一方、追い詰められた菜月は、戻ってきた真墨によって窮地を救われる。
「真墨と出会ってから今日までの、間宮菜月としての記憶」
それが自分のプレシャスだと言い残して、再び駆け出して行く菜月。
残された真墨がふと顔を上げると、そこには輝かしい 暁(あかつき)の光 があった。

どうよ、これ。
そこに明石 暁がいるわけでもないのに、回想シーンが流れるわけでもないのに、
第1話から今までの、彼らの数々の冒険譚が甦ってくるではないか。
いや、そこに明石 暁がいないからこそ、彼が仲間達に求め、訴え、
そして与えてきたものの大きさが伝わってくるではないか。

そして彼らは、さくらとプレシャスを持つ少女の元へと帰ってくる。
そこに「ゴードムの脳髄」を追ってきた絶望=デスペラードが現れる。
このままでは勝ち目はない。
しかし、真墨はデュアルクラッシャーを構え、
アクセルテクター無しでデスペラードに立ち向かう。

「こ い つ は ち ょ っ と し た 冒 険 だ ぜ !」
ヲイ〜〜〜〜それはチーフの専売特許だろが〜〜〜〜

生身のデュアルクラッシャー連射に、遂にデスペラードが倒れる。
喜びも束の間、巨大化したデスペラードに愕然とするボウケンジャー達。
しかし少女=ボイスの化身は言う。
「よくここまで持ちこたえてくれた。おかげで充分な時間が稼げた」
???なんの話???と思っているところへ、
ダ イ ボ イ ジ ャ ー キ タ ー ー ー !!
そのコクピットにいるのは、チーフとズバーンだ。
そしてチーフは声高らかに布告する。

「冒 険 の 始 ま り だ !」

〜以下余禄〜

プレシャスが封印されているのに、
チーフはどうやってダイボイジャーを動かしているのか?
そのパワーの原動力はなにか?
彼は今まで、一体何処で何をしていたのか?
リュウオーン陛下は?
答えは次回最終回にて明らかにされる。
風呂入って、身を清めて、全裸で(なるべく)、正座して最終回を待て!

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