残酷なバレンタインのテーゼ
いや、ホント。女って残酷だと思うわ。

つうか、繁殖期の女って、恐ろしいとすら思う時があるわ。
その点では、暴走を自制できない若年層の方が、
まだ可愛いげがあると思えるわ。

そういうワタシも、放課後にチョコ渡して告るなんつう正常なバレンタインは、
高校1年の時にただ一度あったきりだよ。
当時は地方の店頭だと10種類くらいしか選択肢がないのにさ。
選ぶのに悩むの悩まないのって・・・
男子にすれば、味もメーカーも関係ねえ〜〜〜重要なのは数!なのにさ。
持っててこっぱずかしくないように、車柄の紙袋まで自作してさ。
そこまでして、撃沈したらどうすんだ?と思いつつ、
それでも告らずにはいられない、若さゆえの大暴走ってやつですね。

あの頃はヒュアだったよなあ・・・(遠い目)

繁殖期になるとね、もう投資対効果の計算づくですよ。
損益分岐点付近で、どの程度までリスクを負うか、悩みまくりですよ。
この際、チョコ一択なんつー無難な線は捨てて、
如何にして相手に自分を印象づけるかっつう知能戦ですよ。
しかもワタシってば、そのゲーム性に溺れるあまり、無茶な線ばっか狙ってた罠。
たしかにゲームスキルは上がったかもしれんが、スリルに走りすぎた。
その結果、現在独り者、子無し、貧乏、しかも変態という散々な状況でありながら、
墓場まで持っていくしかない 「小説より奇なる体験談」 だけは山盛りである。
もう少し安全な投資を考えてもよかったのでは?というのは結果論にすぎない。

では繁殖期の女性にありがちな、安全な投資とは如何なるものか、といへば、
実に巧妙というか、ある意味悪辣というか・・・
いや、表面的な記号に反応しやすい男の本性を冷徹に見透かしてるというか・・・
それを実に楽しげに、且つ、したたかにやってのける若く美しい女神たちよ、

2月14日の世界を支配しているのは、まさにキミたちだ!

男たちよ、今年も彼女たちの手の上で、存分に踊り狂うがいい。
時には詐欺同然の悪質な「罠」が隠されていたりもするが、
残酷な女神たちがこんなに楽しいイベントを簡単に止めるとは思えない。

・・・っていうか、
すでに繁殖期を過ぎて久しいワタシですら、妙に浮き足立ってしまうのがこの季節。
最早、損益もスリルもへったくれもないバレンタインではあるが、
ここ数年は、最も多くの 「萌え」 をくれた人(数名)を選んで、
感謝の念を示すために利用させていただいている。
もうあれこれ品選びに迷うこともないし、
見返りなんて微塵も期待できない状況であっても、
なんとなく春っぽい気分に浸ってしまう、年甲斐の無いぢゆんこであった。

(画像は拾いもののアモールの神絵)

コメント

nophoto
kaori
2008年2月13日14:57

明日はついにバレンタインデーですねぇ。

配偶者には私自信の食べたいチョコを渡し、
「開けてもよいか?」とすぐ確認。
自分の為に買っている様なものだ・・・。

もっと若者に渡したいのだが、
何せ相手がいない。

あの若き日の・・・バレインタインのドキドキ感よ、
かむばっくっっ!!

ぢゆんこ
ぢゆんこ
2008年2月13日20:18

ワタシも諸般の事情で「自己消費」する破目になった時のことを考えて、
自分が食べたい銘柄のものを買いますね。
自分用は2月15日の処分品の中からよさげなのを買ったりします。

ウキウキはしますが、さすがにもうドキドキはしませんねえ〜(^o^;)