高橋光臣@「幻影〜ゲンエイ〜」第四話
もうね。オンタイムで見るのが習慣になりましたよ。
だって、放送時間が近づくと、
どんなに眠くてもじんじんに眼え冴えちゃいますから。
もちろん寝落ちに備えて、ビデオの録画予約は怠りなしさ〜

・・・しかし眠い(=_=)・・・

〜以下本文〜

故郷から大阪に戻ったハジメは、その足で警察に出頭する。
一足遅かった(尾行してた?)ミヤビさん呆然。
帝大出のエリート刑事さんが取り調べするが、相手は記憶喪失ですからねえ〜
全く埒が明かないってやつですよ。
そこへ遅刻してきた川上刑事登場。
エリート刑事をぶん殴って気絶させて、
遂に爆殺団の首領(と思われる男)と対峙する。

拘留されてる間に、予告通りに爆殺事件が起これば、
自分の身の潔白が証明される・・・というのがハジメの言い分である。
しかし、ミヤビさんから報告を受けた真の黒幕がどう出るか・・・

ところで、ハジメと川上刑事が初めて対峙した取調室のシーンであるが、
ぶっちゃけ 今回最大の見せ場 はここだ!
かたやベテランの芝居巧者。飄々としていながらも、真理を見抜くその眼は鋭く、
事件の本質に迫ろうとする気迫に満ちている。
こなた若輩者の若手俳優。キャリアの差は如何ともし難い上に、
記憶喪失の容疑者という難役である。
ここは完全に川上刑事のターン・・・と思いきや、なかなかどうして、
ハジメも負けてまへんがな〜〜〜〜〜〜

人を食ったように、目の前の容疑者を「ハジメちゃん」と呼ぶ川上刑事。
百戦錬磨の老獪な刑事から見れば、記憶をなくして所在なさげな様子のハジメは、
迷い犬そのものに思われるのかも知れない。
ハジメ本人に会ったことで、彼の長年の「勘」もまた大いに刺激されることになる。

ここで姜さんこと、総理秘書の「瀬川源太郎」が族に拉致される。
けんだまの「げん」は源太郎の「げん」か〜〜〜
ちゃんと役名もチェックしとけよ、自分〜〜〜〜σ(^^;)

ってことで、ハズレと思えた箱の中のけんだまも、実は案外重要な物証かもしれんね。
しかも犯人側の要求がハジメの釈放だし、
瀬川秘書の拉致事件が自作自演だとすると・・・

結局、考えようにとっては安全際まりない警察という檻から出されて、
再び野に放たれた迷い犬となったハジメ。
雨に濡れそぼる彼を拾ったのは、フタバと名乗るあでやかな遊女。
フタバはハジメをもぬけのからとなった診療所へ連れて行く。
ミヤビと女医にまんまとだまされていたことを知ったハジメは・・・

お待たせしました。只今よりダーク光臣が発動いたします。

さあ〜〜〜〜朴訥の仮面の下から、欺かれ、罠に嵌められた男の顔が現れます。
怒りを内に秘め、淡々と、しかし真綿で首を絞めるようにミヤビを追い詰め、
次々に塗り重ねられた嘘を暴いていくハジメ。
ついでにミヤビの服までひっぺがして(きゃ〜〜〜〜〜〜)、
あの流血沙汰が茶番だったことまでその眼で確かめてしまうハジメ。
その口から発せられた言葉は、最早「僕は何者なんや」という自問ではなかった。

「キミは何者や」とミヤビに問うハジメ。

彼は今、欠落した記憶という帳(とばり)を破り、
その周囲にうごめくさらに強大な闇に立ち向かおうとしている。

折り返し回ってことで、見事な「転」でありました。
ハジメの意識が内から外へと反転し、追うべきターゲットをロックしたその目は、

ま さ に ダ ー ク 不 滅 の 牙

ってか、フタバさんて公安関係のの潜入捜査員かなにか?
ちゅうか、ハジメも爆殺団に協力するフリして、潜入取材してたんじゃないの?

〜以下余禄〜

爆殺された四人の被害者の集合写真なんですが、
背景の壁に見覚えがあるんですが・・・
ワタシの記憶が正しければ、撮影場所はABC朝日放送の旧社屋の隣にある、
旧ホテルプラザオーサカのロビーであると思われます。
スイマセン・・・昔、遊びに仕事に、しょっちゅう利用してたもんで・・・(^^;A)

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