高橋光臣@幻影〜ゲンエイ〜最終話
2008年7月15日 男前観察ファイル
猛暑のため、現在思考停止ちう。
しかもあまりのバッドエンドに、
ビデオを見直す気力が湧かなかったり・・・
なので、細かいとこ間違ってるかもだけど、
記憶の糸をたぐりつつ、ぼちぼちまとめに入ることにする。
まあ、ハッピーエンドで終われるような筋立てじゃないことは百も承知だったけど、
ハジメが可哀そうすぎてね・・・もうね。(つдT)
彼の命と引き換えに、大正の日本に一時の平和が訪れた・・・とか、
事件そのものは隠蔽されたが、ハジメは人情派記者としての生涯を全うした・・・とか、
もうちょっとなんとか出来なかったんですかねえ〜
ったく、 悪夢のループエンド ってどうよ〜〜〜〜〜
これが、幻影? を制作するための前フリだったら赦してやる、
いや、大いに褒めてやりたいところなんだが。
まぢで、幻影? 作ろうよ〜〜〜〜〜〜〜作ってよ〜〜〜〜〜
このままじゃ辛過ぎるよ〜〜〜〜〜な最終回でした。
〜以下本編〜
薬を仕込んだ紅でハジメを眠らせたフタバは、単身爆殺団のアジトに乗り込むが、
警察署に潜入してたおねいちゃんに背後から殴られて気絶。(死んだとオモタガナ)
ここから舞台は松川を爆殺する予定の中ノ島公会堂へと移動する。
ちゅうか・・・予想通りっちゅうか、瀬川さんは松川だけじゃなくて、
自分の上司である本田総理も一緒に爆殺する気満々なわけで・・・
ま、「政治抗争=権力闘争」 に正義なんてあるわけないですから。
当初は理想に燃えてたかもしれんが、遠からず同じ穴のむじなになるのが常道よね。
そこへ、眠らせておいたハズのハジメが乱入。
残念ながら、仕込んだ薬の量が足りなかった模様です。
自分は死ぬ気でも、なんとかハジメだけは生かしておきたかったという、
フタバの想いを知っているのか知らないのか・・・
それに気が付かないことも充分考えられる朴訥の上、
仮に気が付いててもじっとしてられる性分でもないわなあ〜
それにキスで眠らせるなんてろまんちっくぅ〜と思ったが、
結果的には、やっぱがっつり服用させといたほうがよかったってことよね。
いや、絵的に素晴らしく出来の良いキスシーンだったんだなあ〜これが。
なので、こうなることがわかってても、あのシーンには拍手を送るらざるをえないねえ。
同様に、画像の 大迫力流し目 があるが故に、
終わり方が辛かろうがナンだろうが、このドラマを全肯定できるワタシがいる。
そう・・・罠に堕ち、記憶を失い、混乱の極みにある男が醸し出す壮絶な色気。
それがこのドラマで見出したワタシ的最重要テーマだったりするんだな。
〜以下、DVD(出ると仮定して)見るまで結末を知りたくない人はスルー推奨〜
かつて兄と慕った瀬川に詰め寄るハジメだが、
すでに証拠となる告発文はその瀬川の手に握られ、さらに銃口まで向けられて、
フタバとハジメの命は風前の灯である。
だが、尚も食い下がるハジメを、一思いに撃ち殺さなかった瀬川の本心は如何に。
それが弟分に対する一抹の温情だとしたら・・・・
そこへさらに、重症を負いながらも生きていた川上刑事が乱入して・・・
銃声の後、画面には床に倒れているハジメの姿が。
その周囲を、一見、爆殺団ぽい風体の男数名が歩き回っている。
彼らが立ち去ると同時に、ゆっくりと覚醒し始めるハジメの目に、
同じように倒れているが、
最早生きているとは思えないフタバと瀬川と川上の姿が映る。
しかしハジメの口から発せられた言葉は・・・
な ん や こ れ は ? !
ここは、第壱話でハジメが記憶を失った場所だろうか?
シーツ状の布の帳(とばり)が暗に仄めかしている通り、彼は再び記憶を失っていた。
いや、おそらくは記憶喪失の経過によくある如く、
彼は記憶に混乱をきたしていた間のことを、おそらく憶えてはいまい。
すなわち、彼は再び、第壱話の殺人事件現場へとループしてしまったのだ。
ハジメは記憶錯乱を起しやすい体質なのか?
いや、そんなことより、この現場状況を工作した男たちは何者だ?
爆殺団の生き残り?松川一派?あるいは現政権の与党一派?
いづれにせよ、首領を名乗った瀬川もまた、
権力抗争ゲームの駒の一つに過ぎなかったのだ。
そして彼らがハジメを殺さずに、唯一の生き証人として残した理由は何か?
あくまでも彼に爆殺団の汚名を着せようとする現政権派の仕業か?
あるいは、現体制の転覆を図る松川一派が、ハジメを利用しようとしているのか?
はたまた、実は瀬川は飾り物の首領に過ぎず、真の首領であるテロリストが、
ハジメを含めた4名の情死沙汰に見せかけようと工作したのか・・・
ならばこの光景は、死せるハジメが見ている幻影ではないのか?
かくして、物語はなにも解決しないまま、再び振り出しに戻った。
果たしてハジメは失われた記憶を求めて、
再び迷宮をさまようことになるのだろうか?
〜以下余禄〜
いやあ〜とんでもない鬱エンドでした。まさかこの手でくるとわ〜〜〜〜
しかし、序盤の翻弄されっぷりといい、中盤からのリベンジといい、流し目といい、
高橋光臣の芸域が大きく拡大したことは実に喜ばしい。
特に取調室での、川上刑事との対峙は見ごたえがあったねえ〜
ベテランの芝居巧者との掛け合いというか、気持ちの押し引きというか、
刑事 VS 容疑者以上の、真実のみを貪欲に追求しようとする川上と、
自身のアイデンティティーの危機の直面しているハジメの真剣勝負というか・・・
対決が共感に変わっていく過程がぢつう〜〜〜〜〜によかったねえ〜
ま、あやふやな「幻影」が徐々に現実に近づいて行った結果の、
どうしようもなく 「リアル=現実世界で起こりがち」 な結末だったわけで。
こういう政治的な事件で、我々庶民が真実を知ることはまずないわけだし。
それゆえに、なおさら全編を貫く大正浪漫な雰囲気との対比が鮮烈なんだよねえ〜
いや、ロケ地、セット、大道具、小道具によって醸し出される、
浪漫ちっくな幻影に酔っていたのは、実はこっちの方だったっちゅうオチですがな。
やられたわ〜〜〜〜(つ∀`)
しかもあまりのバッドエンドに、
ビデオを見直す気力が湧かなかったり・・・
なので、細かいとこ間違ってるかもだけど、
記憶の糸をたぐりつつ、ぼちぼちまとめに入ることにする。
まあ、ハッピーエンドで終われるような筋立てじゃないことは百も承知だったけど、
ハジメが可哀そうすぎてね・・・もうね。(つдT)
彼の命と引き換えに、大正の日本に一時の平和が訪れた・・・とか、
事件そのものは隠蔽されたが、ハジメは人情派記者としての生涯を全うした・・・とか、
もうちょっとなんとか出来なかったんですかねえ〜
ったく、 悪夢のループエンド ってどうよ〜〜〜〜〜
これが、幻影? を制作するための前フリだったら赦してやる、
いや、大いに褒めてやりたいところなんだが。
まぢで、幻影? 作ろうよ〜〜〜〜〜〜〜作ってよ〜〜〜〜〜
このままじゃ辛過ぎるよ〜〜〜〜〜な最終回でした。
〜以下本編〜
薬を仕込んだ紅でハジメを眠らせたフタバは、単身爆殺団のアジトに乗り込むが、
警察署に潜入してたおねいちゃんに背後から殴られて気絶。(死んだとオモタガナ)
ここから舞台は松川を爆殺する予定の中ノ島公会堂へと移動する。
ちゅうか・・・予想通りっちゅうか、瀬川さんは松川だけじゃなくて、
自分の上司である本田総理も一緒に爆殺する気満々なわけで・・・
ま、「政治抗争=権力闘争」 に正義なんてあるわけないですから。
当初は理想に燃えてたかもしれんが、遠からず同じ穴のむじなになるのが常道よね。
そこへ、眠らせておいたハズのハジメが乱入。
残念ながら、仕込んだ薬の量が足りなかった模様です。
自分は死ぬ気でも、なんとかハジメだけは生かしておきたかったという、
フタバの想いを知っているのか知らないのか・・・
それに気が付かないことも充分考えられる朴訥の上、
仮に気が付いててもじっとしてられる性分でもないわなあ〜
それにキスで眠らせるなんてろまんちっくぅ〜と思ったが、
結果的には、やっぱがっつり服用させといたほうがよかったってことよね。
いや、絵的に素晴らしく出来の良いキスシーンだったんだなあ〜これが。
なので、こうなることがわかってても、あのシーンには拍手を送るらざるをえないねえ。
同様に、画像の 大迫力流し目 があるが故に、
終わり方が辛かろうがナンだろうが、このドラマを全肯定できるワタシがいる。
そう・・・罠に堕ち、記憶を失い、混乱の極みにある男が醸し出す壮絶な色気。
それがこのドラマで見出したワタシ的最重要テーマだったりするんだな。
〜以下、DVD(出ると仮定して)見るまで結末を知りたくない人はスルー推奨〜
かつて兄と慕った瀬川に詰め寄るハジメだが、
すでに証拠となる告発文はその瀬川の手に握られ、さらに銃口まで向けられて、
フタバとハジメの命は風前の灯である。
だが、尚も食い下がるハジメを、一思いに撃ち殺さなかった瀬川の本心は如何に。
それが弟分に対する一抹の温情だとしたら・・・・
そこへさらに、重症を負いながらも生きていた川上刑事が乱入して・・・
銃声の後、画面には床に倒れているハジメの姿が。
その周囲を、一見、爆殺団ぽい風体の男数名が歩き回っている。
彼らが立ち去ると同時に、ゆっくりと覚醒し始めるハジメの目に、
同じように倒れているが、
最早生きているとは思えないフタバと瀬川と川上の姿が映る。
しかしハジメの口から発せられた言葉は・・・
な ん や こ れ は ? !
ここは、第壱話でハジメが記憶を失った場所だろうか?
シーツ状の布の帳(とばり)が暗に仄めかしている通り、彼は再び記憶を失っていた。
いや、おそらくは記憶喪失の経過によくある如く、
彼は記憶に混乱をきたしていた間のことを、おそらく憶えてはいまい。
すなわち、彼は再び、第壱話の殺人事件現場へとループしてしまったのだ。
ハジメは記憶錯乱を起しやすい体質なのか?
いや、そんなことより、この現場状況を工作した男たちは何者だ?
爆殺団の生き残り?松川一派?あるいは現政権の与党一派?
いづれにせよ、首領を名乗った瀬川もまた、
権力抗争ゲームの駒の一つに過ぎなかったのだ。
そして彼らがハジメを殺さずに、唯一の生き証人として残した理由は何か?
あくまでも彼に爆殺団の汚名を着せようとする現政権派の仕業か?
あるいは、現体制の転覆を図る松川一派が、ハジメを利用しようとしているのか?
はたまた、実は瀬川は飾り物の首領に過ぎず、真の首領であるテロリストが、
ハジメを含めた4名の情死沙汰に見せかけようと工作したのか・・・
ならばこの光景は、死せるハジメが見ている幻影ではないのか?
かくして、物語はなにも解決しないまま、再び振り出しに戻った。
果たしてハジメは失われた記憶を求めて、
再び迷宮をさまようことになるのだろうか?
〜以下余禄〜
いやあ〜とんでもない鬱エンドでした。まさかこの手でくるとわ〜〜〜〜
しかし、序盤の翻弄されっぷりといい、中盤からのリベンジといい、流し目といい、
高橋光臣の芸域が大きく拡大したことは実に喜ばしい。
特に取調室での、川上刑事との対峙は見ごたえがあったねえ〜
ベテランの芝居巧者との掛け合いというか、気持ちの押し引きというか、
刑事 VS 容疑者以上の、真実のみを貪欲に追求しようとする川上と、
自身のアイデンティティーの危機の直面しているハジメの真剣勝負というか・・・
対決が共感に変わっていく過程がぢつう〜〜〜〜〜によかったねえ〜
ま、あやふやな「幻影」が徐々に現実に近づいて行った結果の、
どうしようもなく 「リアル=現実世界で起こりがち」 な結末だったわけで。
こういう政治的な事件で、我々庶民が真実を知ることはまずないわけだし。
それゆえに、なおさら全編を貫く大正浪漫な雰囲気との対比が鮮烈なんだよねえ〜
いや、ロケ地、セット、大道具、小道具によって醸し出される、
浪漫ちっくな幻影に酔っていたのは、実はこっちの方だったっちゅうオチですがな。
やられたわ〜〜〜〜(つ∀`)
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